活動報告です。
先日令和5年4月5日に休眠預金事業として「支え合う多様なコミュニティー作り」ということで採択を受け、令和4年6月~令和5年2月までの助成期間を経て総まとめ報告会が開催されました。詳細はこちら→支え合う多様なコミュニティーづくり(10団体それぞれ載っております)
題して「共歩・共感・共創する熊本~10のチャレンジから未来を描く~ということで、休眠預金事業の中でも新型コロナの影響から緊急で立ち上がった助成事業でありました。
令和2年7月豪雨災害がきっかけに同年8月に設立された任意団体「やっちろ保健室」運営協議会です。令和4年8月に一般社団法人(非営利)看護のココロとして移行しています。民間のボランティア団体であり、看護スキルやマインドが地域へ落としていきたいという意味で「看護のココロ」という名称に致しました。
現在活動が3年目になりますが、活動をしていく中で継続することが最も必要であると考え…今回休眠預金事業への挑戦を行いました。研修はこれまで4回、ミーティングは月に1回、インタビューも3回伴走支援にて行って頂きました。ボランティア団体として継続することが難しいことや熱い思いが先に行ってしまいがちですので、伴走支援があることで団体として俯瞰的に見れ、第三者の必要意義をとても感じました。
今回の事業は「お世話役の発掘&育成を行いコミュニティーを継続する仕組みを作る」ということで1、人材発掘2、やっちろ保健室の認知度が上がり、利用者増加3、団体の基盤整理という目標を挙げて活動を行ってきました。総まとめのプレゼン資料を共有します。
最終報告会令和3月5日一般社団法人-看護のココロ.pptx最終.pdf(総まとめ資料)
(総まとめプレゼンでの動画)→令和4年度の事業では特に力を入れたのは、地域に医療や福祉の専門職が関わることの活動の方向性や課題・活動の成果を言語化にすることでした。そのため、熊本県立大学さまとのご協力から1つ論文が完成いたしました。冊子は完成しており、今後関係各所に配布をしていきます。今後も活動の言語化は引き続きご協力を頂き、継続していきます。
*6時間ほどの当日プレゼンなどの様子です→休眠預金事業アーカイブ映像
各団体の活動展示会もあり、やっちろ保健室も展示を行いました。
↑一社看護のココロ(旧:やっちろ保健室運営協議会)代表蓑田です。このパネルは設立1年記念に作り、本町1丁目とゆめタウンやつしろで健康相談とパネル展示を開催した時に使ったものです。
↑全体交流会の様子です。保健室の活動を一緒に頑張ってくれているささえびと(地域のお世話役)もお二人来てくださり・・やっちろ保健室の活動や看護のココロについて他の方へ説明をしてくださりました。お二人とも看護師さんです。
↑それから各4人ずつのグループに分かれて、①コミュニティー作りの課題や成果は?や②熊本の未来とは?などを皆でディスカッションしました。
各テーブルにファシリテーターさんを設置してあったので、話がスムーズに進みました。私たちのグループで考えた「熊本の未来とは?」の図です。
参考までに見て頂き、それぞれコミュニティー作りってなんだろうとかを気軽にお話できる場がまずは必要であると感じました。
最後に集合写真です。↑
私たち看護のココロは団体として始まったばかりです。これまでも皆様のお力添えやお言葉がなければ、この活動は続けられなかったです。誠にありがとうございます。
今起きている高齢化や人口減少・災害や新型コロナの影響は決して他人事ではなく、すべて自分にかえってくるものであり繋がっています。それぞれの立場や役割で頑張っておられるので、1人の人間として・市民の1人として今できることを皆様と話をしながら進めていきたいです。
今後も地域の皆様との信頼関係を大切に、そして一緒にこの活動がよりよいものになるように、困ったときはお互い様で…ともに学び・高め合って・暮らしを豊かにしていきたいです。よろしくお願いいたします。