12月はみどり保健室のリニューアルオープンに向けて視察や話を聞くなどを2か所行いました。
一つ目は緩和ケア医師とともに熊本地域医療勉強会からもつながりを持っていた、小国町の小国国立病院へ伺いました。
熊本県小国郷では、ICTを活用した地域医療DXを推進しており、過疎化や高齢化が進む地域での医療アクセス改善を目指しています。
主な取り組みとして、遠隔診療機器を搭載したオンライン診療車「柴三郎号」の運行や、おぐにサテライト診療所を拠点としたオンライン診療の実施があります。
これにより、山間地域などでも医師の診療をオンラインで受けることが可能になり、医療MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の導入によって、通院が困難な患者さんの医療アクセスを向上させています。小国郷では、デジタル技術を活用することで、持続可能で豊かな生活が実現できる地域医療を目指しています。
詳細はnoteをご覧ください→https://note.com/oguni_public_hp
どんどん高齢化・人口減少が進む中でどのように工夫していくのか?実際に現場に伺うことで、可能性を感じる視察となりました。
2つ目は、作業療法士さんとともに生活行為向上マネジメントをににしくまもと病院へ学びにいきました。また、医療と地域の連携において工夫している点や看護師とリハビリの連携方法についても伺いました。
作業療法士さんとは?https://kumamoto-ot.jp/general1/
にしくまもと病院について→https://www.nishikuma.com/
この作業療法士さんが活用する生活行為向上マネジメントの考え方や観察方法については暮らしに寄り添ったものであり、今後「くらしのノート」と連動した「くらしのカルテ」を作っていく予定です。
引き続き、地域医療をよりよくしていきために連携をとっていきたいです。よろしくお願いいたします。
2つの貴重なお話を伺うことができて、誠にありがとうございます。